本日の分析作品
『べオウルフ~呪われし勇者~』
監督:ロバート・ゼメキス
第3次立体映像ブームのきっかけとなったシンポジウムに参加し、立体映像作品の制作を呼び掛けた監督の一人の作品ということで分析。
以下、大まかなPOV種類の分別結果。
主観視点…約42カット
主観人物の手が映るPOVショット(ゲームでいうFPSのような)…約17カット
飛び出し演出POVショット…約4カット
移動POVカット…約9カット(ただし合計すると約3分20秒にもなり時間にすれば一番長い)
以上のことを踏まえ考えると、この作品は第1次、第2次の作品に比べて、FPSのようなPOVショットが非常に多い。
さらに移動のPOVカットもほとんどが竜の飛行や、怪物の水中移動など、人物にあてたものではなく、非日常の動きを体験させるようなものが多かった。さらにワンカットの長さが非常に長い。
そうか、ゼメキス監督も3D撮っていたんだ!見てみたいな〜。ゼメキスさんのような巨匠にかかると、カット編集もすばらしいので、大変よい研究サンプルになるでしょう。
返信削除頑張って下さい〜 (≧▽≦)ゞ